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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2015年5月3日日曜日

春山歩き 桑ノ木山~ネコブ 2015

本当にこの春は晴れまくりです。
連休は無いけど、労働者の権利として、日曜日位は休みです。そうなると、番長からお山のお誘いが有りまして~。今回のリクエストはネコブ山です。
普段の年なら、まだスキーで山に入ってるんだけどね~。例年より一足早く歩きでの山シーズンインですね。
雪解け水を湛えて満水のしゃくなげ湖
情報収集に長けている番長の情報によると、三国川ダム しゃくなげ湖周回道路は、左岸 右岸ともに除雪などして無い様だ。仕方なく、ダム管理事務所の駐車スペースに車を置いて、歩きで十字峡まで向かわねば成らないとの事。そうなると、早立ちした方が良いので、5時半に迎えに来て貰い、買い出しを済ませてダムへ。、現地着後に、朝飯を食い、身支度を整え、バリケードを乗り越えて右岸側の市道を行く。県道側の左岸は、まだ結構の量の雪に覆われているし、まだ崩れ落ちそうな雪の塊が有る。そうなると安心して歩けるのは右岸の道路ですね。
デブリと流されてきた倒木でこのありさま
長い階段登りから始まる このルートの儀式です
途中までは、除雪や流れ落ちて来た樹木や岩を片付けた跡が有ったけど、進む度に、デブリや木で道は塞がれて、この道も開通はまだ先でしょうな。
番長とぽつぽつ話しながら歩いて行く。足跡からして先行者は一人の模様。
準備運動に丁度良い距離を歩いて、中ノ岳登山口の神様にパチンパチンと拍手を打ち山行の安全を祈願。十字峡のトンネルを潜り、第一水力発電所の鉄管路脇の階段を登る。階段は効率的に高度を稼げるが、息が切れるよ~。汗を絞り出されます。

道は明瞭
明瞭な踏み跡のカヨウツルネを行く。前回来た時は、情報など収集しない人なもんだから、いきなりの藪漕ぎを覚悟して鉈などを持参して登ったのだが、今回は経験を積んでおるので、軽装で行く。
風も無く、蒸し暑い感じ。落合三等三角点を訪座し、現れる雪田に涼みながら高度を上げて行くと、1150m辺りからは、残雪を使える様になり、随分楽に成る。前回来た時は、もっと遅い時期だったので、切れ切れの残雪を藪漕ぎで繋ぐ感じだったけど、今日は、殆どノン藪漕ぎで行けたので楽ちん。
残雪利用でラクラクぽん!
ソールの柔らかな番長の靴は、雪上を歩くにはヤワでアイゼンが必要みたい。オイラの靴は軽登山靴だけど、そこそこの硬さのソールなのでしっかり蹴り込めるし、急な斜面も側面を使ってジグを切りながら登れる。無雪期での山歩きは、殆どトレランシューズなので、この靴の出番はシーズン数回なので、結構古い靴で、ゴアの防水も怪しく成って来ているんだが、新調する積りも今のところ無い。

今回も切れている所は藪で繋ぐ個所が数か所有ったが、藪なんて言うレベルじゃ無く、楽勝の快適登山。ちらちらと良い斜面が現れる度に ここ滑りて~な~ とニヤニヤ ヨダレダラダラで登って行く。途中で、空のテントを発見。恐らく、ここをベースに下津川山まで往復するのだろう。

桑ノ木山 猫生三等三角点
広い雪原に飛び出すと、すぐそこは桑ノ木山。平らな山頂にもテントが放置されている。ここの住人も下津川山まで往復するのだろう。
オイラは、ここで三角点探査。頼りの綱のNexus7のGPS機能でピンポイントで探査。無事発見訪座して、軽い休息後ネコブへ向かう。
見た感じ概ね残雪を頼りに行けそう。所所切れている所は見えるが、まあ問題無いでしょう。

かなり雪を利用して行けそうです
コブ までもう少し!
コブの上で昼飯じゃ!
しかし、残雪と山肌を這い上がって行く新緑が美しい。見慣れた感は有るが、青空と映えて綺麗だ。山の東斜面に残る雪は、風で飛ばされて吹き溜まった大量の雪が残って居る物。不安定で、いつ落ちるか分からない様な個所も有るが、藪に突入するのも嫌なので、注意を払いながら雪上を行く。
やがて、最後の急斜面を登り切ると、ネコブのコブが見えて来る。雪原から東斜面を覗き込みながら進み。コブに到着!。お昼休憩しながら絶景の越後の最奥の山々を眺める。
登ったこと有る山 遥かな道が無くて、この時期の残雪を利用せねば辿りつけそうもない山。何時か行きたい滑ってみたい色んな思いが浮かんでは消える。
重い腰を上げ、もう少し奥まで、まだ見ぬ斜面を見に行く。大きな荷物を背負った方が歩いて来る。奥利根の山を漂ってきたそうだ、暑い暑いとぼやいて居りました。連日お天気良かったからね~。

もう少しですよ頑張って
名残惜しいが、下山開始。うららかな日差しに雪は緩み、足は埋もれがち。
後続者の方とスライド。鉄管路の登り口で声を掛けて頂いた人。時々ここも覗いて呉れている様で恥ずかしい限り。

この辺りは良い斜面ばかり ヨダレが出る
最後の階段 脚ガクガク
長い距離を歩いて足はぐらつく。登りでは見落としてきた景色 斜面を目に焼き付けて、グングン下る。雪の上を歩いているうちは良いが、雪が切れ山道を歩く様に成るとガクガクと膝が笑いだす。
おまけに蒸し暑く、夏山の様だ。明瞭だが険しいツルネ(尾根)道を降りて行く。最後の儀式。長い階段をフラフラ降りて山道パートは終了。
後はだらだらと景色を眺めながら歩いて終了。恒例の〆のコーラ一息付き。家まで送って貰い帰宅。今日も心地よい疲労感。良い山歩きが出来ました。ありがとう番長。

お疲れ様!

6 件のコメント:

ハタノ さんのコメント...

おはようございます。きのうのお会いした安田のハタノです。
きつかったけど、いい山でした。先月初旬にも同じ所に車を停め、阿寺山へ。その時はずっとネコブに見守られながらでした。
きのうのあのヤブをたいしたことないとおっしゃるトンバさん、やっぱ超人す。
番長さんにもよろしく。では。

ハタノ さんのコメント...

おはようございます。きのうのお会いした安田のハタノです。
きつかったけど、いい山でした。先月初旬にも同じ所に車を停め、阿寺山へ。その時はずっとネコブに見守られながらでした。
きのうのあのヤブをたいしたことないとおっしゃるトンバさん、やっぱ超人す。
番長さんにもよろしく。では。

とんば さんのコメント...

ハタノさん

コメント有難うございます。

この時期にしかなかなか踏み込めない山ですので、天候に恵まれて歩けた事を嬉しく思います。

仕事人 さんのコメント...

 初めまして。ネコブ山で大ザックを背負った登山者、東京都調布市在住の仕事人です。

 本日、ネコブ山で検索をかけたら当日すれ違った2組の登山者のサイトを発見できました。皆さん更新が早いですね。

 ハタノさんともすれ違って立ち話しましたが、私のHPも見ていただいておりびっくりしました。

 新潟の山は次の残雪期から上越、中越西部方面で本格的にお邪魔するようになる予定です。山スキーもやりたいです。

とんば さんのコメント...

仕事人さん

コメント有難うございます。
雪上歩きとは言え、あの暑さは参りますね。
なかなか凄い山行をしているようで感心すると共に羨ましくもあります。巻機山〜丹後山の県境稜線はなかなか脚を踏み入れる事が出来ないので、憧れの山々です。

番長 さんのコメント...

自分のPCが調子悪く、やっと見れました。
日曜は同行ありがとうございました。
とんばさん一人旅ならもっと早い登行だったところ、ケツを押してもらいありがとうございました。
暑かったですねぇ。息を切らして登ったかいがある展望でネコブ行けて良かったです。
下山時のとんばさんのニヤニヤしか顔が忘れられません(笑)
夏山シーズンになりますが、また予定があえば山行きましょう。懲りずに同行願います。